現状(せまい一軒家での)実家暮らしなのでレールを敷くのはなかなか難しいですが、近い未来で一人暮らしするような場面があればそういうことにも挑戦できる環境を作ってみたいですね!
さて、これまで模型加工としていたラベルを、説明書にない模型加工という風に変更いたしました。まあ、読んで字の如くなのですが、TOMIXやKATOといった製造メーカーがオフィシャルで紹介しているものではなく、よりリアルを追求した先人たちの研究により導き出された模型加工ということですね。
僕の場合は、その中でもさらに
自分のようなビギナーでも簡単に扱えそうな道具を使って、
いざ間違えたときにもそれなりにリカバリー出来そうな方法で、
それでいて一定の効果が出る
ようなものに「Nゲージ買ったけどせっかくだし、もっとかっこよく出来る方法があるならやってみたいな~」的なノリで挑戦し、取り上げたいと思います。
ということで、今回挑戦するのは、ドアゴムへのスミ入れです。
ドアゴム?スミ入れ?どーいうこっちゃ???
ドアゴムは、上の画像の中で言うと○で囲った、両開きドアの中心部分のことですね。
左右それぞれのドアの閉まる部分(唇といえばわかりやすい?)にはゴムが入っており、影などよりももっと濃い黒色に見えるわけですよ。
ちなみに画像は、大阪の吹田工場に入場するためだと思われる岡山地区の115系を、たまたま偶然唐突に大阪駅で目撃したときに撮影したものです。なぜこれをチョイスしたかというと、側近の画像でわかりやすそうな題材が他になかったから(汗)
で、ここの部分、模型ではどういう風に再現されているのかというと・・・
チョット暗いですが…要するに、全くドアゴムの黒色が塗装されていません!
メーカーとしてはNゲージは実車の1/150という小さなサイズですので、そこまで細かいところに拘っていたらきりがないんですね~。もちろんこの小ささでこれだけ精密に造られているところは本当に素晴らしい技術だと思います!
さて、見つけてしまった疑問点というのは後々走らせていると気になってたまらなくなるもの。ということでこのドアゴムにあたる部分を、黒に塗っていきましょう。
何で塗ればいい?細かいところに線を引くように塗る…それならペンがちょうどいい!
しかし普通のペンでするわけではありません。
今回使用したのはコチラ
ガンダムマーカースミ入れ用<ブラック>です。
これ、鉄道模型用ではなくプラモデル用のペンで、そこら辺のプラモデルを扱っているお店にはたいてい置いてます。
中身は、簡単に言うと先の細いサインペンのようなものです。
他にも普通のプラモデル用の塗料を用いたり、これとは違うタイプのペンもあったりするので、いろいろと試してみてくださいな。
これで・・・
キュッキュッとドアの真ん中に線を入れていきます。でもこれ、やってみると意外と線が太くて、目立ちすぎちゃうんですよね。それにこの画像、都合よく右側に少しはみ出してしまいました…
しかし大丈夫。このペンのすごいところは・・・
なんと普通の消しゴムで落ちるんです!
ということで、ちゃんと隙間に入ったインクは落とさないようにゴシゴシとはみ出たインクを消していき・・・
完☆成
あるのかないかわからないくらいの細い線になりましたが、左側の消しゴム当てる前の太い線よりかは、自然でイイ感じになったのではないでしょうか。
今回スミ入れを実施した、E233系3000番台と、スミ入れ前のE231系です。
ドアを比較していただくと確かに違うことが確認できると思います。どっちでもいいような違いですが、簡単にこの引き締まった感じが演出できるのでおススメです☆
ちなみにこのスミ入れ・・・
こんな具合に前面貫通扉の線に行っても有効です。
少し薄汚れたようにも見えますが、同じ683系8000番台でも、奥と手前ではずいぶんと印象が違いますね。というか製品そのままの貫通顔って、ここまで扉の線が目立たないんですね・・・
あとは屋根上、床下などの影が出来やすいところなどにする人も多く、調べてみるといろいろと作品例が出てきます。
最初の255系以来、どうもちゃんとした加工紹介っぽい投稿が出来てなかったので、今回はこんなネタを上げてみました(笑)
ではでは、おやすみなさ~い!
すごくわかりやすかった
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